交通事故(創作{一部コピペ})

短編2
  • 表示切替
  • 使い方

交通事故(創作{一部コピペ})

午後9時を回った頃

仕事から帰宅中の国道で後方から猛スピードのスポーツタイプの車両が自車を抜きにかかってきた

しかし 反対車線にはみ出たその車両は対向車を避けようとし自車に接触

 そのまま路駐車両に激突

自車はスピンしたもの 何とか態勢を立て直し路肩に停車させた

慌てて事故車両に駆け寄ると 突如リアウィンドウから黒煙が立ち込めた

何故リアから煙が上がったのか不可思議で仕方なかったが その車両ノ駆動形式は(MR)と言うものだったからである

しかし 当時は車の知識にかけていて車のエンジンは前に存在するのが当たり前だと思っていたため 今考えると(これも心霊現象か?)と冗談半分に思った自分が馬鹿らしく感じられる

そのホンダ車の運転席側から微かに唸るような声がして近づいてみると 割れたサイドウィンドウの僅かな隙間から 運転手の頭部の上半分が剥き出しになっており 声をかけてみると

「救急車を。。。呼んでくれ」

 と囁いて来た

運転手の安否を確認し安心したのか 落ち着いて警察と救急車を呼ぶことが出来た

その後 警察の聴取を済ませてその日は家路につくことが出来た

翌日 

案の定昨夜の事故がニュースで取り上げられていた

「昨夜の午後9時頃(地名)で乗用車同士の接触事故が発生しました

片方の車両のドライバーは 路肩に停車していた乗用車に激突し 事故の衝撃で飛び散ったガラスの破片で首を切断し 即死した模様です」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名で御座いますさん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ