中編3
  • 表示切替
  • 使い方

寒気

私は怖い話が大好きな21歳の平凡な大学生ですが。

初めて自分自身にあった恐怖体験です。帰り道の話なんですが、この頃から帰り道、良く寒気が襲ってきていました。

大学の部活で夜遅くなって帰るのですが、寒気が本当に激しいのです…

昔、一人きりでいるときの急な鳥肌や寒気は霊に見られていると聞いたことがありました。

色んな怖い話を見てきた私は、絶対に後ろを見ないようにして帰っていました。

基本的な怖い話は、後ろを見るとNGっていうパターンが多いので、とにかく見ないように家に帰りました。

ある日の帰り道…

私は久しぶりに怖い話とか頭に浮かばず、今日あった楽しかったこととかを考えて帰れていました。

でも、

「ゾクっ」

今までには無かった、ものすごい寒気…

「…」

ヤバイとか心の中で感じる余裕もなくダッシュで帰宅。

「ハァハァ」と言いながらアパートの階段を上がり家に入りすぐさま鍵をかけました。

「これから帰り道マジでどうしよう…」なんて考えながら冷静なそぶりで荷物を置き、カーテンを閉めに奥へ

「ハッッ」思わず声が出ていました。

死ぬかと思いました。

外に白い服を着た女の人が立ってこっちを見ていたのです。

信じられない光景でした。

急いでカーテンを閉め、ベットに座り冷静になるよう努力しました。

テレビでも見よう。そう思いテレビのリモコンをテーブルから取ってつけました。

けれども、面白い番組が無かったので借りてたDVDを見ようと思い3本袋から取り出しました。

ホラーがこんな時に限って2本もあるし…

まぁ運よく、お笑い系が1本あったので「良かった〜」と思いながら安物のDVDレコーダーをセットしました。

窓際にコンセントをさす所があるのですが、微妙なカーテンのすき間に気づき急いで閉めました。

「えっ?」

なぜかカーテンが少し持ち上がったのです。

私は急いでカーテンを押さえました。

実は、一日中、窓を開けっぱなしだったのです。

慌てて窓を閉めようとしましたが閉まらない…

「嘘でしょ…」

窓の外は見ないように、窓の下に原因があるのだと決めつけ下を見る。

「ぃやっ!」思わず声が出てしまった。

窓のすき間から白い生地が挟まってるのです。え…

少しずつ目線を上げ、ついに思い切って窓の外を見ました。

「なんだ。バスタオルか」

でも安心したのと同時に「ギクリ」としました。

外を見てしまったのです。

でも女は居ませんでした。

安心しながらも少し急いで、窓の鍵を閉め、カーテンを閉めようとしました。

そして私の視線は自然と窓の外ではなく、窓に映る反射された自分の部屋に変わっていました。

それと同時に、すぐに分かりました。

入ってきたんだなと…

女は私をにらんでいたような気がしましたが、それと同時に私の意識は飛んでいたのであの顔が浮かんでくることはありません。

私は、その後おはらいをしてもらいましたが、鏡とかを見る時はいつも抵抗があります。やはりあの光景だけは頭に焼き付けられているから…私はいつの間にか怖がりになってる気がします。

けれど見てしまうんですよね。怖いのを

怖い話投稿:ホラーテラー えむのさん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
20700
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ