これは僕が中3の時の話です。
日曜日、大雨でどこも行かず、僕は朝から2階にある自分の部屋でマンガを読んでいました。
家族は全員朝から出かけてて家には僕だけのはずでした。
昼過ぎ頃、家に電話がかかってきました。
家にかかる電話はだいたい親に用がある電話なので僕は無視しました。
30秒くらいで切れたんですが、間2、3分ごとに何度もかかってくるのです。
うるさいなぁと思いながら僕はマンガに集中しました。
6回ぐらいでもうかかってこなくなりました。
そして夕方、弟が帰って来て僕に言いました
『何で電話にでないん?』
実は弟が友達の家から何度もかけてきたのです。
そして次の弟の言葉に少しびっくりしました。
『なんか女の人が電話にでたで』
ぼくは冷静に
『それって留守電の声やろ?』
そしたら弟が
『違うで、だって
もしもし
って言ってたもん』
この時僕は寒気がしました。家の中は確かに僕一人だったから。
この後何も起きなく、このことは謎のままです。
怖い話投稿:ホラーテラー ナッシュさん
作者怖話