上に行く友達と下にいる友達

短編1
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上に行く友達と下にいる友達

ふと思い出したことを書きます。懐かしいなぁ。

小学4、5年生の頃の話。

友達の家というか部屋がある6階建てのマンション(当時からかなり古かった)でよく鬼ごっこをして遊んでいた。

今思うと住人からしたらすごい迷惑な話だったな。よく怒られなかったものだ…

ある日いつものように鬼ごっこをしていたら、友達の一人が中央に1基あるエレベーターに入っていくのが見えた。

このエレベーターは動きが遅くリスクがあるので鬼ごっこ中はいざという時にしか使わなかった。

丁度俺が鬼だったので確認すると、どうやら上に向かっている。ダッシュで上の階に駆け上がったが誰も居ない。

すると、下から声がした「おーい〇〇もうかえるぞー!」

下を見ると駐車場にさっきの友達を含めた全員がいた。

あれ?とは思ったが当時はあまり気にしなかった。

今考えてみるとどうしてもおかしい、エレベーターだけ上に行かせたとしても、あの短時間で駐車場まで降りるのは不可能だ。

同じような事は何度もあった。しかも毎回同じ友達だった。

今その友達は消息不明

ただ単に疎遠になっただけと言えばそれまでだが…

みなさんも子供の頃の記憶を掘り起こすと、辻褄の合わない事を思い出すかもしれませんよ。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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