短編2
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悪寒

本文には話の都合上、若干の猥褻な内容が含まれております。

不快な方はスルーお願いします。

あれは5年前のちょうど今頃、少し肌寒い秋の日の出来事。

いつもより仕事が早く終わったこともあり、たまに顔を出すレンタルビデオ店に寄ってから帰ることにした。

有名ホラー映画を1本と、有名恋愛映画を1本、いつもは借りれない熟女系のAV(この店は店員がいつも女性であるため、ヘタレな僕はエッチなビデオ借りれない、がこの日は店員が男性だったので)1本を、その名作映画2本でサンドイッチして借り、はやる気持ちを抑えつつ家路へと急いだ。

気持ちがはやり過ぎて、自分の部屋へ続く階段で脛を強打したが今日の僕は痛くない。

名作映画を放り投げ、残る1本をセット。

……

…無事事なきを得た僕は、ビデオの電源を切りテレビを消した。

その時。

強烈な悪寒が僕を襲う。

消したテレビに女が映っている。

熟女だ…

確かに熟女借りたけど、ビデオの電源は切ったはず!

テレビも消した!

その間も真っ黒の画面の中の熟女と目が合っている!

「何を見とるんや…」

熟女が怒りの形相でしゃべる!

謝ることしかできない!

「すんませんっしたぁっ!!」

再度強烈な悪寒が僕を襲う。

……

強烈なオカンが…。

母でした。

オカンが僕の部屋の入り口で立ってたんです。

『ノックせんかい!…何がノックアウトやねん!』

それが運悪く消したテレビに映ったんです。

『熟女ちゃうがな!還暦寸前やろ!』

僕は26才にもなって1人遊びを母に見られ、すいませんでしたって謝ったんです。

『俺にも謝らんかい!』

駄文乱文本当に失礼しました!

怖い話投稿:ホラーテラー たびがらすさん  

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