短編1
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鹿狩り1

オレがまだ小学2年か3年の夏休みの時の話。

オレの実家って山と山の間にあるんだけど、そのころは、まだ実家の周りは家も建ってなくて自然が多かった。

だから夏休み中は、いつも山に行ってカブトムシ探したり、山ブドウみたいな甘い果実採って食べたり、山ん中に秘密基地作ったりして遊んでたんだ。

で、その日も友達と昨日の夜やってたアニメがどうとか、クワガタ捕まえたとか、そんな話しながら山に向かってたんだけど

山に入る入り口から、エアガン持って何か話しながら戻ってくる上級生の人がいたんだ。

話かけてみると(どうやって仲良くなったか忘れた。)山に鹿を狩りに行ってたらしい。

でもこっちの山にはいなかったみたいで、もう一つの山に探しに行くって言ってた。

オレらはもう一つの山には行ったことがなかった。ってか親から「あそこは入っちゃダメ」って言われてたんだ。

けど、そん時の俺達は

「オレら鹿倒したら勇者じゃね!??」

とか

「学校始まったら自慢できんじゃん!!」

とか興奮しながら話してて、親の忠告なんて一切忘れてた。

好奇心の圧倒的勝利。

それでそこから上級生に、オレらも連れて行ってってお願いして、なんとかパーティーに参加することができた。

正直、今考えるとホントバカだったと思う。

そこで親の忠告をちゃんと聞いてたら、あんな思いすることなかったのに…

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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