短編2
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纏わり付く影①

高2の冬、俺のこれから先の人生を大きく変える出来事があった。

仲のいい友人の彰と二人でいつものように街をぶらついていた。

特にすることもなく、暇だったので、コンビニの前でたわいもない話しに花を咲かせていた。

誰と誰が付き合ってるとか、何組のあの子が可愛いだとかそんな感じのどーでもいい話をしていた時。

前の方から同じクラスの女の子(以下Eさん)が歩いてきた。

E[〇〇君と彰君じゃん。なにしてんの?]

特に親しいわけでもないEさんに声をかけられ、俺は一瞬びっくりした。しかも先ほどまで可愛いだとか言ってた相手だったんで余計にびっくりしたんだよ。

彰[いや、暇だからここで話こんでただけだよ]

お前冷静だな…なんて心の中でおもってると。

E[そかそか。あんまり悪いことしちゃだめだよー。笑]

なんてことを言いながらEさんはコンビニにはいっていった。

Eさんは明るくて、結構可愛いから男子に人気があったんだ。

その日はそのあと男二人でカラオケにいって家に帰った。

次の日学校にいくとEさんの姿がなかった。

あれ、昨日は元気そうだったのに。とか彰と話して、授業を受けていた。

昼前くらいだったかな、Eさんが遅刻してきたんだ。

いつも明るいEさん。この日はいつもと違った。

具合でも悪いのかなと思い、Eさんの方をみると一瞬にしてEさんの状況を把握してしまった。

Eさんの体に纏わり付くように黒い靄みたいなのがうごめいていた。

あー……あれヤバそうだな。なんてことを考えながら同時に、なんとかしてあげたいという気持ちが湧いてきた。(別に可愛いこだからとかそんなんじゃないよ笑)

だけどその時の俺にはどぉすることも出来なかったんだ。

なんとかしたげたいと考えを巡らせる。

閃いた…があまり気がすすまない。しかし他に手段がないため、仕方なく俺はTに相談することにした。

Tは寺の息子なんだ。でも恐ろしくバカで…俺は以前こいつのせいで死にそうな目にあっている。

Tに会いに行き事情を話すと、思いの他まともな返答が返ってきた。

親父に話してみるから、今度家にそのこ連れてきなってさ。

少し希望が見え安心した。

あとはEさんにこれを伝えるだけだ。

Tに礼をいうと俺は自分の教室にもどった。

続きます。

怖い話投稿:ホラーテラー ボブさん  

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