国際アンデルセン賞
小さなノーベル賞とも言われ、子供の本に貢献した作家、画家に送られる権威ある賞です。
「肩甲骨は翼のなごり」
DQN夫婦の姉に頼まれ、二歳になる甥のお守りをしに家に行きました。
そしたら、そんなタイトルの本がテーブルの上に。
不思議に思い、後日何気に本の話を姉にふると、
(自分は若いころからバカばっかりやってきたから、子どもの為に本でも読んでみよう 子どもがもう少し大きくなったら読んであげよう)
と思い、書店で購入したそうです。
さらに後日、姉の旦那が子供をベランダから落とし児童相談所に通報されたそうです。
旦那曰く、
(俺は虐待なんかしていない、子どもの為にやった事だ 本を読んだんだ)
だそうです。
僕は頭上に拡がる青空を見上げて
ああ 家族のキズナって素晴らしい
と思いました。
おわり
怖い話投稿:ホラーテラー ジロウさん
作者怖話