短編2
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夢に出てきた先生

ちょっとありきたりかもしれないけど

中学になって1番感動したお話です。

私が中2になったころ

担任の 二宮 という先生がいました。

その先生は女子だけではなく

男子や父母からの好感度もよく

私の 初恋 の人と言ってもいいくらい

大好きな先生でした。

ある日、いつものように授業を

受けていると急に眠くなって

居眠りしてしまいました。

その時に奇妙な夢をみてしまいました。

その夢は

私が放課後の教室で先生と何かを

喋っていると急に教室に男の人が

入ってきて先生とモメ始めました

私はパニック状態でした。

すると先生の悲鳴が聞こえると共に

私はお腹に物凄い痛みを覚えました。

ふと自分のお腹を見るとそこには

包丁が刺さっており私が悲鳴を

あげたところで目を覚ましました。

放課後、その夢の話を先生に話すと

先生は一言「大丈夫。夢さ、夢」

と言ってそれ以上何も言わず気まずい

雰囲気が流れました。

すると急に教室に男の人が入ってきて

先生とモメ始めました。

私はパニック状態で夢のことなど

忘れその場から動けませんでした。

すると先生の叫び声で我に帰りました。

私は夢を思い出しお腹を見てみると

包丁は刺さっていませんでした。

「じゃ先生の悲鳴は何?」

ふと私の足元を見ると先生のお腹からは

物凄い血が出て横たわる先生。

「先生?先生?先生!」

私が先生に寄りかかると先生が

「まだ君を死なせるわけにはいかないだろ。夢の話、正夢にさせちゃダメ」

と一言告げて息を引き取りました。

今私24才。

あの頃のことは絶対に忘れない。

怖い話投稿:ホラーテラー ギャルマさん  

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