中学1年のときの話である。
当時オレは〇鳴予備校という塾に通っていた。
家のそばにあったため、同じ中学の友達も何人か通っており、部活と両立しながらも楽しく通っていた。
その塾には、国社数理英にそれぞれ担当の塾講師がいて、そのそれぞれが個性のある面白い授業をしてくれていた。
その中でも1番のお気に入りは理解の先生。
容姿は結構イケメンで身長も170後半、年も当時30歳ぐらいだったと思う。
毎回の授業で面白いことを言って生徒を笑わせてくれた。たまにスベって教室内がシーンとなることもあるがそれはそれで面白く、とにかくそうことも含めてオレはその先生が1番好きだった。
中学1年生なんて7年も前の話だから当時の記憶は曖昧なものになってしまっているが、そのお気に入りの先生がふとした時に言った言葉が今でも耳に残っている。
「あ゙~彼女いらんから娘が欲しいな。小さくて可愛い幼稚園ぐらいの。一緒に手を繋いで遊びたい。」
当時、純粋無垢で「ロリ」という言葉を知らなかったオレは本当に子どもが好きなんだなって思ってた程度であったが、今思えばその先生の危険な発想に背筋が凍る思いである。
怖い話投稿:ホラーテラー 未だにDTさん
作者怖話