2ヶ月後 父の仕事の都合で その家を出て 2回引っ越しをし、
高校生になった私は、学校指定の下宿に入りました。
この下宿先が しょっちゅう金縛り、月3くらいで霊が来る所で
恐くて週末は実家に帰っては可笑しなことばかり言う私に
母は慣れてきたらしく
ある時 ポソリと
『ねぇ、まひろちゃん。
中学の時住んでた家で、そういうの見たって…
言ってたよね』
と、言いました。
私が
『うん、二十歳前後女の人がね。悲しそうに筒もって立ってたの』
と言うと、
『あれね…あの時は、お母さんも言えなかったんだけど』
と 話しはじめました。
怖い話投稿:ホラーテラー まひろさん
作者怖話