昨日、単車暴走族を投稿した警視庁です。つまらなかったことをお詫びします。
さて、私がキャンプのときに体験したことをここに投稿させていただきます。
皆さんからみればあまり怖くなさそうな話で自分自身もあまり怖いと思いませんでした。
2009年の夏、私は家族で山梨県 道志村のキャンプ場へ行きました。道志村はけっこうキャンプ場が多い村ですが、キャンプ場の名前は伏せておきます。
3泊4日で、一日目の夜、疲れていたのでさっさと寝ることにしました。
私は不眠症になったことがなく、かなり疲れていたのに全く眠れませんでした。それどころか体を何かで強く縛られている感じがしました。息をするのも苦しい程度でした。
大声出したり必死こいて体動かせばすこし解消されましたが、家族が起きてしまうので、仕方なく金縛りみたいな症状に負けることにしました。やっぱりこれは金縛りと言えるのでしょうか?
キャンプ場の説明が遅れてしまいました。
このキャンプ場は少し大きめで、川も流れています。川沿いに下りの車道があり、川と車道の間に平のスペースが階段状にあり(スペースとスペースの高さの差は1メートルくらい)
7つくらい平のスペースがありました。
私たちは上から3つ目のスペースにテント発張っていました。
川とスペースの高さは約5メートルくらい
腕時計を見たら午前2時を回っていました。
突然、遠くから誰かが走ってくる音が聞こえました。裸足の子供が
枯れ葉の上を走っていました。私達のテントと崖の間を。
その瞬間、テントに子供が走るシルエット現れました。
異常に速く走っていました。しかし、隣のスペースのほうに走って行きましたが、隣とは約1メートルくらいの段差があるのにも関わらず、走り去っていきました。普通段差は乗り越えるはずなのに、乗り越えるような音が聞こえず、そのまま走っていきました。
朝起きてかなり驚きました。たしかに音の正体は枯れ葉の上を走っている音が聞こえたのに、枯れ葉は全くありませんでした。
それどころか、人間の足跡もありました。しかし、靴を履いていれば普通、ギザギザの足跡なのに、足跡はギザギザしていませんでした。
お隣さんも夜中、走ってゆく足音を聞いていましたが、子供のシルエットだったと言ってましたが、大人の声のような叫び声を上げていたそうです。
家族にはそのことは言いませんでした。
まだ一日目だったので。
やっぱり夢ではなかったと思いました。
2日目の夜も同じく走り去る音が聞こえ、朝足跡がついていましたが、2人分の子供サイズの足跡がついていました。夜聞いた足音は一人分の足音だったのに。
朝2時に足音聞いて朝3時に足跡確認しました。
その日は朝3時に家族で富士山へ日の出を見に行きました。
山中湖経由で富士山へ繰り出しました。
道中車の左後部に何かが追いかけて来る気配を感じましたが、無視しましたが、交差点を左折したときに、本当にゾッとしました。顔は見えませんでしたが、小さい子供が一人、追いかけてきました。しかし親父がいつもの癖で思いっきり違反速度出していたので、なんとか撒くことができました。しかし、富士山5合目に続く道で、
突然「僕をおいていかないで」
という声が聞こえ、助手席に座っている私の腕をつかまれました。そのときのガキの顔をハッキリ見てしまいました。
顔中ボッコボコで額には穴があいていて、
ヒビのはえた骨が見えました。
私は腕を振り払ったら、ガキは消えていきました。
富士山5合目についても、あのガキのことが頭から離れなかったのと、2日間眠れなかったことによる極度の疲労で車内待機してました。
それからキャンプ場に戻るために富士山を下ったのですが、下りで親父が何か飛び出してきたとかいって、急ブレーキ•ハンドルをしたのですが、私にははっきり見えました。顔中ボッコボコのガキでした。
回避するときに危うく道路脇に突っ込むところでした。
それからです。車のブレーキがきかなくなりました。サイドブレーキも制御不能です。
富士山の下り坂はところどころブレーキ加熱注意!の看板がありますが、まだ5合目でてまもないので加熱していませんでした。カーブも親父が必死こいてハンドルきってました。おかげで対向車線にはみ出していました。もし対向車がいたらと思うとヤバいところでした。
なんとかブレーキが生き返って、安心しましたが、富士山下りの道にはところどころ
ブレーキ故障車退避所がありますが、乗用車一台退避所に止まっていました。
そしたらガキの声がして
「あんたもこうなるところだったんだよ」
って聞こえました。どうやら私しか聞こえてなかったようです。
3日めの夜は眠れましたが、朝起きたら
テントのハッチのチャックが開いてました。家族はみんな寝てから起きるまでテントを出ていませんでした。
朝食を食べた後、お隣さんが私のところにきて、こう言ったのです。
夜中にあなたのテントに5人子供が集まって
何かブツブツ言ってたそうです。そしたら
一人テントに侵入していた、しばらくして
ガキはテントからでてきた、そのガキの顔
はボッコボコで、額に穴があいていたと。
私はまさかっと思い、テントに戻ったらバックに隠していた私のジュースが
カラになっていて私のお菓子も食べられていました。私のメモ帳がありましたが、
赤い文字でこう書いてありました。
「次はあんたの命もらうから」
私は恐怖より怒りのほうが大きかったです。
人の菓子•ジュース盗っておいてそりゃねーだろ
ちなみに家族は私が菓子•ジュースを買って隠し持っていたことを知らなかったとのことです。家族は家族で食料持ってたので、
私のを盗るほどではないとのこと
私たちは午後キャンプ場を出発して、東名
御殿場から東京方面へ走行しました。
またあの顔中ボッコボコのガキが走って追ってきた…
ってことはなかったのですが、追い越し車線を走行していましたが、後ろから軽く200キロ以上のスピードがでてるとおもわれる
フェラーリとランボルギーニ(2台とも黒塗り)
がレーシングしてて、私の乗っている車を追い越してきました。
そのとき私は凍りつきました。
フェラーリのリアガラスにガキの顔が写っていて、
こちらをすごい顔で睨みつけていました。
絶対逃がさないという顔で…
そしてなぜか私の乗っている車にガキの声が聞こえてきました。
「逃がさないよ」
親父がふざけた声で
「あのフェラーリに子供乗ってなかったかー (笑) 子連れの走り屋がいるとは」
なんて言ってました。言うまでもありませんが反対の上り車線でティアナの覆面パトカーに捕まってる車がいた
東名は静岡県から神奈川県にはいると3車線
のカーブ•トンネル続きのエリアがあるが、
トンネルの入り口にさしかかったときに、
前走っていた3トンダンプがごっつい石
(大きめ)を落としていった。トンネル内に
石がガランゴロンと落ちる音が鳴り響いた。
親父が「危ない!!」って言って急ブレーキをかけてなんとか危険は免れた。
しかも石はダンプの荷台の左側から落下した。
親父が急ブレーキをかけなければ
フロントガラスに、私に直撃するところだった。
その後、ガキの声で「死ねばよかったのに
死ねば良かったのに」と何度も聞こえてきました。
私はとりあえず♯9910に連絡して石を回収してもらうようにと通報した。
それからは無事に東京インターを超えて帰路についた。
自宅で親父が気分が悪いと言って寝込んでしまった。後日聞いたところ、東名で石を
回避した直後から気分が悪くなったという。
そのとき親父も一瞬車の窓に顔中ボッコボコのガキが見えたという。
しかし、私がキャンプチェックに起きたことは家族には言ってない。それからは、普通にすごしている。その後は何も起こって
いないのでおはらいには行っていない。
最後に言っておきますが、私は霊感がない
に等しいです。このような体験したのも初めてです。しかし、私はトラウマを抱える
こともなく、普通に過ごしています。
私たちが行ったキャンプ場で起きた出来事
を調べる気にもならないので、もう忘れる
ことにしました。
怖い話投稿:ホラーテラー 警視庁さん
作者怖話