真夜中の視聴者(小松左京氏の短篇怪談集『夜が明けたら』ケイブンシャ刊より)

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真夜中の視聴者(小松左京氏の短篇怪談集『夜が明けたら』ケイブンシャ刊より)

コピペです。

今から二十数年前の話。

東海地方のキー局で放送が終了し、朝一番の放送に備えて待機していたディレクターが、仮眠を取ろうと仮眠室のベッドに横たわった。

しかし目が冴えて、一向に眠気が訪れない。

二時間ほど悶々としていたが、起き上がり、私物のアダルト・ビデオを観ようと スタジオに入り、ビデオデッキにビデオを差し込んで再生した。

何かの手違いで十数秒の映像が放映されてしまい、慌てて停止ボタンを押してビデオを止めた。

それから数秒も経たないうちに電話が鳴り、合計で三十件近い苦情が寄せられた。

…放送が終わって数時間の間、苦情を寄せて来た人たちは、一体何を観ていたのか?

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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