独裁者スターリンの死を喜んだフルシチョフ書記長。
死んだはいいが、国内には埋葬したくなかった。
そこでイギリスに埋葬させてくれと頼んだが、
「我が国にはチャーチルがいます。戦争の英雄は一人で充分です」
と断られた。 仕方なく、ドイツに依頼したところ、
「我が国にはヒトラーがいます。独裁者は一人で充分です」 と断られた。
途方に暮れていたところ、イスラエルから引き取っても良いとの返答があり、大喜びでスターリンの遺体をゴルゴダの丘へ埋葬し、モスクワへ帰ったフルシチョフ書記長。
クレムリン宮殿の執務室の椅子に座った時、ある恐るべき事実に気づき、髪の毛をかきむしって絶叫した。
「…しまった!! あそこでは二千年前に、復活があったんだ!!」
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話