中編5
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お持ち帰り

今回は 誤字 脱字がないように 集中力を高めてみます…。

今回は、俺が19才の時の話。

俺の地元は鹿児島で、

地方の人なら、多分わかると思うが、田舎は本当に遊ぶ場所も少なく、

免許を取った男子は、

ナンパスポットへ 夜な夜な繰り出す。

鹿児島には、天文館に通称テンパークという公園があり、昼は家族連れで 賑わう公園も、

夜にはナンパスポットへと化してしまう。

その日は愛車に乗り、

夜の天文館を流していた。特にナンパするでもなく、一時間ほどブラブラして、帰ることにした。

国道を走っていると、

片側2斜線の道路で、見覚えのある車が追い抜いていった。

車の特徴で、一つ先輩の 清太君(仮名)の車だと

直ぐに気づいた。

信号につかまり俺は、

清太君の車の後ろについた。

(……ん?)

清太君の車の後部座席で、二人の女の子が後ろを向いた状態で手を振っている。今風(当時で)な恰好をしている。

(さすが清太君…一人で二人も捕まえたか…)

ちなみに、清太君はイケメンでジャニ系だ。

信号が青に変わり、

車が走り出す。

女の子は相変わらず、 ニコ~ッと、満面の恵美で手を振っている。

俺は、清太君も俺の車に気づいていて、

女の子達に手を振らせているんだと思った。

俺は、2斜線の道路で、 清太君の車に並び、

クラクションを鳴らした

清太君のリアクションを見た感じ、今 気付いたようだった。

俺が、手で

『着いてきて!』

とジェスチャーをおくると、清太君も

『OK』と返してきた。

俺は、清太君の車の先を走り、閉店した後の

カー用品店の駐車場に入った。

遅れて、清太君の車も入ってくる。

車から降りて、

清太君の車の方へ行くと

『…あれ?』

女の子達がいない。

俺『あれ…?さっき乗ってたギャルはどこに行っちゃったの…?』

清太君『ギャル??俺は、ナンパには行ったけどボウズだったぞ?』

俺『でも、さっき二人が後部座席で手を………………………』

とまで、言いかけたが

さっきのは 生きた人間じゃないのでは?と思い

語尾を濁らせた。

清太君『……二人?なんだよ?途中でやめんなよ気になる!』

俺『……いやぁ…だからさぁ…清太君の車の後部座席に女の子二人いて、満面の笑みで手を振ってたわけよ…あよくば俺も混ぜてもらおうって思ったんだけど………』

清太君『まじかよ…気持ちわりぃな…お前、確かそうゆうの結構視るヤツだったよな…………それってさぁ……どんな女だった…?』

俺『今風の恰好してて…茶髪で…顔は中の中と…中の下かな。一人はAI(歌手の)に似てたかも…』

清太君『…そいつ黒い服だった…!?』

俺『…たぶん。』

以後、清太君から聞いた話し。

清太君は、仕事が天文館の近くだったこともあり、毎晩のようにナンパに行っていたそうで、

ここ一週間、毎日のように公園沿いの道路に座りこむ女の子を目撃していた。

しかし、残念な事に清太君の好みではなかったため、二人の女の子はスルーして、車を流していた。

しかし、清太君の車が二人の前を通る度に、

女の子達は、手を振ってくる。

『軽い女だな…!』と、 思いながらも無視をきめこんでいた。

そして、今日も天文館へ 行ったが、いつも女の子達がいる場所には誰もいなかったそう。

『やっと、ナンパでもされたのかぁ…?』

と、思い公園横の交差点の信号で停車した。

その瞬間…

ドンドンドンドン!

ドンドン!ドンドンドンドンドンドンドンドン!

いきなり フロントガラスを叩かれた。

叩いているのは、

あの二人の女の子だった

清太君は、本当にビビって、一瞬 状況が飲み込めなかった。

ドンドン!ドンドンドンドンドンドンドンドン!

フロントガラスを叩き続ける 女の子達は、

いつもなように、満面の笑みを浮かべている。

清太君は、しばらく沈黙していたが、信号が青に変わっていたらしく、

後続車のクラクションで我に帰り、車を発進させた。

『薬でも、やってんのかあいつら…』ぐらいに、 思いながらも、幽霊だとは微塵も思わなかったらしい。

俺『マジかよ…やなもん見ちゃったなぁ…』

俺も、パッと見た感じ普通の人間だと思っていたから、話しを聞い後に

気分が落ちた。

俺『あっ!フロントガラスに手形とかあったりして…』

清太君『マジやめろって…』

俺『あっ…あった…』

冗談で、言ったつもりが 本当についていた。

光の反射の具合で分かるような薄い手形が無数に。

俺『…って、よく気づかなかったな…この数の手形に…』

清太君『色眼鏡してるから、気づかなかった…勘弁してくれよ~……匿名係長係長……手形拭き取ってくんない……?』

俺は、清太君に同情の思いもあって、承諾した。

俺『…ん?…………』

清太君『あ…?』

俺『中だ……これ中からついてる――!!!』

チ―――――ン………

俺は、清太君に明るくなるで、近くのファミレスで付き合ってやり、

翌日、前にお世話になった寺に連れて行った。

住職『はっははは!ナンパに行って、幽霊を連れて帰るとは大した色男だなぁ、匿名係長君…!』

(…俺かよ!)

結局、あの時から

俺に憑いていたらしい。 住職曰く、すぐに害はでないとのことだが、

もう、あまりあの辺には行くなと言われた。

まぁ、夜遊び控えろって 意味で、そう言ったのだろう。

住職に詳細を聞いたのだが、

『知らなくていい。まぁ…あの子達もかわいそうだが…自業自得かな…まぁ、忘れなさい。女遊びも、ほどほどにしときなさい。』

住職は詳しくは話してくれなかったが、

ナンパされた、女の子が いろいろな事件に巻き込まれたという話しは、

普段から よく耳にしていたから、なんとなく察しはついた。

それからの俺は、ナンパを控え、合コンの日々を送るようになる。

その時に、また不思議な体験?不思議な子に出会ったので、またの機会に話します。

長々とすみません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名係長さん  

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