短編2
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見てしまった…

これから話すことは、今から3ヶ月前の夏休みに起きたことです。

3ヶ月前。

私は、家族とイトコ達の15人で、地元の宮城県にある広瀬川にバーベキューをしに行きました。

その日は太陽がギラギラで、風もあまり吹いていなかったので、外で遊ぶにはもってこいの天気でした。

そして、午後2時。お昼のバーベキューが終わり、午後4時くらいまで皆それぞれ遊んだりしようということになり、私と私の姉、イトコのHとSの4人で川に入りました。

川の水は、思っていたよりもとても冷たくて、額にあった汗をも消してくれる勢いでした。

そして、川に入ってから約1時間後。

姉が、ジュース飲んで来ると言って川を出ました。

すると、イトコのSもジュース飲みたいと言ったので、一旦皆で上がって、ジュースを飲みに行くことにしました。

でも…

私『…えっ』

足が動かないのです。

私は、泥に足が入っちゃったのかな…と思いました。でも、それはあり得ませんでした。何故なら、私達が入っていた所はとても浅く、足首辺りまでしか入らない場所だったからです。ましてや泥なんてあるわけありませんでした。

何で…?思う中、8メートルくらい先を見ると、姉とイトコ達が美味しそうにジュースを飲んでいました。私は早く皆の所に行きたくて、グッグッと足を前に出そうとすると、グイッと引っ張られる感覚がして、恐る恐る下を見てみました。

するとー…

私『きゃあああああっ!』

私は

見てしまったのです。

5本の手首だけが、私の両足をわし掴みにしていたのを。

そして、1つの顔だけが、私を睨むように見つめていたのを。

怖い話投稿:ホラーテラー ふみさん  

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