短編2
  • 表示切替
  • 使い方

…痛…

つい一時間前の話。

なんか 小腹が空いて

チャリンコで10分位の

マクドナルドに行くことにした。

雨の中、傘をさしながら チャリンコで、道路を走るのは危ないと思い、

都内にある、K公園を抜ける道を通った。

K公園は、やたらと広く 深夜でも、普段はジョギングや犬の散歩をしてる人がちらほらといるが、 さすがに雨で この寒さか誰一人いない。

俺は、公園内にある、小さな公園の前にさしかかる。

深夜 一時の公園(小さな)の真ん中で、女のが1人 雨に濡れながら立っている。

背を向けていて、顔はわからなかったが、

異様な雰囲気に思わず、

『気持ちわるっ…』

と、独り言を言った

瞬間…………

俺の身体は宙を舞い、

アスファルトに叩きつけられ、頭部を強打した。

何が起こったのかわからず昔、交通事故にあった時の記憶が、走馬灯のように頭を流れた。

しばらく、脳震盪と首の痛みで 倒れたままうごけず… 何にぶつかったんだと、まわりを見回すが、 ぶつかるような物は何ひとつなかった。

俺は起き上がり、首が無事か、頭部は平気かを、 確かめた。

骨には異常なさそうだ…が、泣きそうなくらい、首と頭が痛い…。

俺は、とりあえず立ち上がり、折れ曲がった傘を、無理くり 真っ直ぐに戻した。

(…あ!)

公園にいた、女性の存在を思い出した俺は、

急に恥ずかしくなり、

公園の方をチラ見した。

よくあるパターンかもしれないが、誰もいなかったよ。

俺はなんか食欲も失せたが、

こんな痛い思いをして 手ぶらで帰るのも、なんか納得できず、

再びマクドナルドに向かってチャリンコのペダルをこいだ。

あまりの痛さと、雨の冷たさに、

『あぁ~!テンション落ちるわぁ――!!』

と意味なく叫び、誰もいない深夜の公園を逃げるように

チャリンコを走らせた。

んで、今は 腫れた頭部を氷で冷やしてる…。

首は曲がらない…。

『気持ちわるっ…』

なんて言ったから、

バチが当たったのかな…。

ちなみに、なんか

好奇心を抑えきれず、

帰りも同じ道を、低スピードで通ったが、

誰もおらず、何も起きなかった。

あぁ…首 痛い…(T_T)

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名係長さん  

Concrete 59189e6fb4d79119a63e92183ffb92aeb8f46031afd97d5db060811ce15c35e6
閲覧数コメント怖い
14700
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ