中編3
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ネットカフェにて、、

怖い話とゆうか、ここに投稿したくて書きます。

数年前、N県O市の某ネットカフェ“Pねっと”

に当時付き合っていた彼女と個室タイプの部屋でゆっくりしようとゆうことになり、パソコンや漫画を見たりくつろいでいました。

普通二人で入るタイプの部屋は、完全に外から見られないようには出来ないにしろ、出入口は引き戸のようなものがありますよね?

しかし、このPねっとはN県の決まりなのか、店の決まりなのか、膝かけ用の毛布を入口に引っかけ、目隠しするタイプの店なのです。

僕は「なんやこれ、ダサいなぁ」と内心思ってました。

そんなことを思いながらも、回りは二人専用の部屋ばかりですが、僕らしかいなかったので、さほど気になりませんでした。

そんなこんなで、パソコンや漫画に飽きだしてきて、僕はなんだかムラムラしてきて彼女に

「ねぇ、ちょっとだけお願い」

と頼み僕は座イスにもたれリラックスし、彼女は僕のまたぐらに顔をやり、いつものようにしてくれました。

5分ぐらいたって彼女が僕達の部屋の入口のほうを見て、ギョ!とした顔をしました。

僕はなんだと思い、彼女に疑問の顔を向けると

彼女「、、誰か見てるよぉ、、」

えっ!?店員??

うわっ出入り禁止になると思って急いでズボンを上げ、振り向きました。

するとそこには

みすぼらし格好をしたおっさんがいて、少し動揺していきなり俺に向かって

「こんなとこで、そんなことしていいと思ってんのか」

と、覗きにも関わらず30秒程説教して店の出口のほうに歩いていきました

俺はとっさの出来事に最初すいませんと思い、反省しかけましたが、すぐさま

お前誰やねんと思い、怒りが込み上げてきました。

そして個室備え付けの内線電話で店員に

「変な人がいます、今そっちに向かってます」

と伝えました。

そしたらレジのほうから店員の声が

「すみません、会員証を見せて下さい」

と注意する声が聞こえてきました。

僕達は気持ち悪くなり

すぐに支払いを済ませ、帰り際店員に

「さっきの人なんですか?」と聞いたところ

「たまに変な人が入ってくるんですよ〜」

と困り顔されました。

僕はえ¨〜と思いましたが、彼女と店を出ました。

僕はもやもやした気持ちで駐車場のほうに二人で歩いて行きました。

店を出たのが深夜で暗く、駐車場には数台の車が止まっていました。

ふと見ると、一台の黒い軽が目にとまり

よく見ると中に二人乗ってました。

そしてもう少しよく見るとさっきのおっさんらしき人と、もう一人(こっちは男か女か不明)がにやにやしながら僕らのほうを見てなにか話してました。

俺はイラー!!っと来て、彼女をその場に待たせ

その車に歩いていきました。するといきなりエンジンをかけ逃げようとしたので、俺はダッシュでその車に走りだしました、そしたら案の定逃げたので車が道路に出るまでは、後を追いかけましたが、さすがに無理でした。

その車は反対車線を爆走して去っていきました。

かろうじてナンバーを見たので、怒りがおさまらない僕は警察に電話し

「どこどこの駐車場で変な二人組が‥」と軽く事情を説明し、彼女を送って帰りました。

世の中には変な人もいるもんだと思いました。

くだらない話ですいません。

でも、覗きこむあの目と駐車場での変な行動がなんか気持ち悪かったです。

怖い話投稿:ホラーテラー 元不良隊員さん  

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