短編1
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律儀なおっちゃん

以前「本当にあった不思議な出来事」を投稿させて頂きましたが、今回も夢の話です。

ご興味ない方はスルーして頂ければ幸いです。

10年ほど前の話ですが夢の中に出て来たのは母の友人の旦那さん。

夢の3ヵ月ほど前に病気で他界していました。

このおっちゃん『飲む』『打つ』『買う』の3拍子揃った人でしたが性格が陽気でおちゃめな為に皆からとても好かれていました。

私自身はあまり面識がなかったのですが会えばとても可愛がってくれたのを覚えています。

そのおっちゃんが夢の中でお決まりの白装束と三角のやつを頭につけて

「お母ちゃんとママ(←私の母)には世話になったからお礼しよ思ってなぁ」

差し出された手には2枚の五百円が…

「渡しといてな」

それから2、3おっちゃんと会話しました。

すると視界の隅にアパートの階段を登る幼い兄妹の姿が。

それを見たおっちゃんは

「あっ!孫にも二千円渡さなあかん!」

と、白装束の裾をはためかせながらその兄妹の後を追い、颯爽と階段を駆け上がって行きました。

夢から覚めてその話を早速母に報告。

母は苦笑いで一言…

「五百円て…」

怖い話投稿:ホラーテラー しーちゃんママさん  

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