短編2
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怖の気

    初投稿です。自分は一人暮らしの男です。このサイトを頻繁に覗いていましたが、まさか自分がこんな経験をするとは思いませんでした。よく、自己責任でとか呪われるとかの前ふりを目にしますが黙読していれば霊障などはないと思っていましたが・・・。

    ある日、いつものようにサイトを覗いて寝たときの出来事です。

    低学年くらいの男の子が目の前にいる。その子が怖い。その子が何か言っている。すぐ隣にいた女の子が、その子の横に回り耳に二本の箸を突き立て木槌で押し込んだ。俺は前のめりに倒れた、その子に馬乗りなって30センチ四方の木材(?)で後頭部を叩きつけた。頭蓋が凹んだ。血は出ていない。女の子が何か言っている。俺は男の子の体を、どうにかしないといけないと思い周りを見渡す。高層マンションの一室みたいだ。

「こんばんは」

    とうとつに女性の声で目が醒めた(成人し落ち着いた雰囲気)。寝ている頭のそばの窓から入って、かたわらで聞こえた。

(ヤベェ、怖い、声出しちゃダメだ、目をあけちゃダメだ)

    頭から爪先まで冷たい空気の層を抜けるように戦慄が走った。

    指を動かそうと、わずかに力をいれた。動いた。金縛りにはなってない。

    ふと

(男の子は、女の子は、何を言っていたんだろう?

ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、考えちゃダメだ!!!!

南無妙法蓮華経、南無妙法蓮経、南無妙法蓮華経・・・)

   それから10分くらい唱えたあと気づかないふりをして寝返りをしていたら、いつの間にか眠っていた。

    朝、目が醒めて男の子が女の子が何を言っていたのか思い出そうとしたけど思い出せない。

    全部、夢なのでは?とツッコム人もいると思うが夢をブったギッて掛けられた・・・

「こんばんは」は断じて夢ではない。

    今まで金縛りの経験はあるが声を聞いたのは初めてだ。改めて考えると怖いという気持ち、怖(負?)の気を辿ってきたんだと思う。

    あ〜複雑だ、声が聞こえて嬉しくもあり、これ以上、踏み込んではいけないという気持ちもあり・・・。

    皆さんも覚悟して読んだ方がいいと思います。

    最後まで、ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー ヒロさん  

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