短編2
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4階の女性

武士はT会社に勤める、28歳のサラリーマンだ。

そんな彼の身に起こった都市伝説をお話する。

バリバリの営業マンとして働く武士は、何事もなく日常的な毎日を過ごしていた。

武士の通勤路には最近マンションが出来て、武士もそのマンションに引っ越そうか考えていた。

懐(ふところ)に、4階から女性が窓からこちらを見ている事に気になっていた。

(最近なって気になって来たな。あの女性はこちらに引っ越して来た人かな。僕を見てるって事は知り合いかもしれない。)

武士は後日伺うことにした。

今日の日も、次の日も、毎日こちらを見てる女性が気になって仕方がなかった。

とある休日、久々に休みが取れた武士はその女性宅に伺う事にした。

ケーキを買い、それを持っていざ女性の家へ。

午後8時30分

「ピンポーン」

チャイムを押したが出て来ない。

「ピンポーン」

(おかしいな。留守かな)

ガチャ

武士がドアノブを回すとドアが開いた。

『すいませーん』

返事がない。

『すいませーん。』

中の様子がおかしい。

武士は(もしや)と思い中に入った

そして、

うっうわぁぁぁぁぁぁ

女が首を吊って死んでいた。

武士が腰を抜かしていたときだった

ガッ

武士は何者かに首を絞められた。

首を吊ってた女がいない。

武士の首を絞めていた。

武士は必死にもがいた。

その時

『どうしたんだ?』

近所の人が助けに来た。それと同時に女は消えた。

後日、聞いた話しによると。その女性は誰かに殺され、こういった霊的な殺人を恨み晴らしに犯し続けているらしい。

その出来事以来、武士は4階の女性を見なくなった。

怖い話投稿:ホラーテラー BーSさん  

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