ある暑い夏の夜の黒い恐怖

短編1
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ある暑い夏の夜の黒い恐怖

引越し先の暮らしにも慣れてきた、暑い夏の夜。

今年は異常に暑かったこともあり、夜寝る時にクーラーをつけたまま寝ることもしばしば。

その日も例のごとく暑く、夜もまだ浅いうちに寝たんだ。

クーラーのおかげで暑さで起こされることもなく、快眠を貪っていたとき、突然その恐怖がやってきた…

サーッ…

布団から出た腕に何か風が当たったような感覚。

なぜか気になって、明かり点け、寝ぼけ眼で時計を確認すると深夜3時。

なんだ、今の感覚…

考えれば、考えるほど気になって、布団を敷きなおした瞬間…そいつは現れた…

黒いボディのあいつが…

そう、G(ゴキブリ)だ。

俺は絶叫した。

まさかの遭遇に一瞬我を失って、動けなかった。

が、ヤツを生かしたまま眠りにつくことは、どうしてもできず、力を振り絞ってなんとか始末したんだ…

その後、俺は再び眠りにつくのに苦労をしたが、なんとか眠りにつけた。

まだ腕の侵入までで気付いて良かった…という安堵感とともに。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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