前回私は走りで人間を超えた
今回は力で人間を超える
相手はエベレストだ
この巨大な相手を持ち上げる為私は役二十年のトレーニングをつんだ
ボーリングの玉のように硬く大きく肥大した上腕二等筋
鉄のこん棒のような上腕三等筋
上半身その物が巨大化して私の体を三角形として足をbと右肩をaとして直線で結んだ物を一つの辺baとすると
足bと左肩cを直線で結んだ物を辺bcとする
辺baと辺bcの間の角は60度
つまり私の体は正三角形なのだ
その美しすぎる肉体から腕をだしエベレストをわしづかむ
全身の力を使い持ち上げようとするが
ぴくりともうごかないのだ
だが私は諦めない
もう一度力をいれ
今度は緩めず力み続ける
脳の血管が音を立てちぎれて行く
私は吐血してその場に倒れこむ
だが諦めない
突然空から白い雪が降り始める
なんてフェアなやつなんだ
私の火照った体を冷やしてくれるつもりらしい
もう一度
もう一度力をいれ
書くのめんどくなった
ごめんな
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怖い話投稿:ホラーテラー サイコ男さん
作者怖話