短編2
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花に見えた

小学生だった時の話しです

当時仲良しだった友人と鬼ごっこしてて

私が鬼で彼を追いかけていると

彼は道路を超えて向かえの家の前まで逃げた

その家はかなり古ぼけていて住民らしき人を見たことが一度もなかったが

たまに車が止まっていたりしてどうやら人が住んでいるようだった

私は彼を追いかけようにも車のせいでなかなかわたれないでいて

そうして渡るタイミングを計っていると

彼は向かえの家の駐車場に立ち尽くして下を見ていた

彼の見る方向を見ると駐車場の端にある花壇に花が咲いていた

あいつ花好きだっけ?

と変に思いつつも

やっと渡れるようになり彼の方へ走りった

しかし彼は全く逃げようとせずずっと花を見ていた

そんな彼に簡単にタッチし

なぜ逃げなかったか問いただすと

あれ見てみろよ

と返答が返ってきた

花だろ?

と彼に言い

彼の目線に合わせて見てみると

私はその花に違和感を感じた

そしてそれが何なのか理解するのに少し時間がかかった

それは花ではなく鳥

無数のセキセイインコの死体が頭だけ埋められている光景だった

ゾッとした

私はその光景よりも

こんなことする人間が身近にいることに恐怖を感じた

その後もそこの住人を見ることはありませんでしたが

それはそれで幸運だったのかもしれません

…まあ

鳥を飼っている人からすれば普通の行為なのかもしれませんがね

私は鳥を飼ってませんからわからないですけど

怖い話投稿:ホラーテラー ゴアさん  

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