短編1
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僕の彼女

夜中に 目覚めると

薄暗い 部屋の中

ガサ…ガサ…と 何かが蠢いて居た…

泥棒… 後ろ姿から

人ではあるんだろう…

マジ…

あぁ… 厄介な状態

焦る中…

ジーっと 良く見ると

彼女が セッセと

訳もなく

片ずけを 一心不乱に やっているのだ…

「えっ!?」

「お前…どうしたの!?」「何やってンの!?」

私の 質問には まるで反応せず…

ライトを 付け

近寄り 肩に手をかけ

揺すって見たものの

まるで反応無し…

何…? この状況…

そこで 今一度

大きく

空気を 吸い込み

「何してるの…?」

「電気も付けないで…」

暫くしてやっと

彼女が

「片ずけてるの〜」

眼は閉じたまま

寝ぼけ眼で応えた

「こんな夜中に?」

後は 一切 しゃべらず

籠に どんどん 入れているのだ…

コレは ヤバイな…

前も 目が 覚めたら

彼女が

俺の ベッドの横に立ち

直立したまま

俺を眼見していた…

「マジ怖い…!!」

そんな時の 彼女は

いつも 意識はなく

私が ベッドに 寝かし就けた…

朝 夜中の 出来事を

話すが …

彼女は

まるで信じない…

何…コノ状況…?

怖い話投稿:ホラーテラー 困ったチャンさん  

Concrete
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