短編2
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虹の橋のたもとで

『虹の橋』の続きのような詩です

余談ですが私の友人が今年の夏亡くなりました

朝、家族が起こしにいったところすでに心臓は動いてなかったそうです

とても優しい人でした

この詩は動物、いわゆる人間のペット達が主人公の詩かもしれませんが

私は大切な友人に照らし合わせていました

天国の存在を証明する事は誰もできません

しかし

虹の橋は僕の心の中にありそこでは彼が待っています

神様もそういう存在なんだと思います私達を救う心が神様であって擬人化する必要なんてこれっぽっちもないんです。

話が過ぎました。

以下『虹の橋のたもと』です

  

  天国とこの世を結ぶ橋がある。

その橋は、様々な色合いから『虹の橋』と呼ばれている。

『虹の橋』の一歩手前には草地や丘、青々とした緑あふれる谷がある。

大切な動物達は、死ぬとその場所へ行くのです。

そこにはいつも食べ物と水があり、気候はいつも暖かいまるで春のようです。

歳をとって、からだが弱っていた者でも、ここへ来て若さを取り戻し、

からだが不自由になっていた者は、元どおりの健康な姿になる。

そして一日中いっしょになって遊んだりしている。

だが、橋のそばにはみんなと様子が異なるものもいるのです。

疲れ果て、飢え、苦しみ、誰にも愛されなかった動物たちです。

他の動物たちが一匹また一匹と、

それぞれの特別なだれかといっしょに橋を渡っていくのを

とても悲しげに眺めているのです。

彼らには特別なだれかなどいない。

生きている間、そんな人間は誰一人現れなかった。

しかし、ある日、動物たちが走ったり遊んだりしていると、

橋への道のかたわらに誰かが立っているのに気づくのです

彼はそこに繰り広げられている友の再会をものほしそうに眺めている。

生きている間、彼は動物と暮らしたことがなかった。

彼は疲れ果て、飢え、苦しみ、だれにも愛されなかったのです。

そんな彼がポツンと立っていると 、愛されたことがない動物が

どうして一人ぼっちなのだろうとそっと近づいてくのです。

すると、なんと不思議な事が・・・・・・・・・。

愛されたことがない動物と愛されたことがない人間が

互いに近づくにつれ、奇跡が起こるのです。

なぜなら、彼らは一緒になるべくして生まれたからだ。

この世では決してめぐりあえなかった特別なだれかと大切な動物として。

今、やっと『虹の橋』のたもとで彼らの魂は出会い、

痛みや悲しみは消え、友はいっしょになるのです。

 そして、いっしょに『虹の橋』をわたり、もう二度と別れる事は無いのです。

怖い話投稿:ホラーテラー さいとうさん  

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