短編2
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間違った祈り

またまた和尚さんに聞いた新情報です。

よく、自分の大切な人が重病や大怪我などで非常に危険な状態のとき、

ついついやってしまいがちな、間違った祈りがあるんです。

それは、

【私はどうなってもいいからこの子を助けて...】

【俺の命をやるから彼女を救ってくれ...】

と言った祈りです。

一見、なんと献身的で素晴らしい祈りの様に感じますが、違うんです!

本当に心配して、思わず言ってしまった(心で)のでしょうが、

もしそこに力の強い悪霊や邪霊がいて、その霊が助けたわけでもないのに、お子さんや彼女が助かった場合、あなたが祈った通りに命を奪われるのだそうです。

まさしく悪霊と契約が成立してしまう祈りなのです!

神や守護霊や先祖さんに祈る場合は、文字通り無償の愛なので、交換条件など必要ないのだそうです。

交換条件が必要なのは、悪霊、悪魔だけ!

正しい祈りとは、どんなに辛く苦しい状態でも、

【あぁどうしよう、神様なんとかして下さい!】ではなく、

大変でしょうが、ただ一心に、くらいの高い神々の様な綺麗な心の状態になり(波長を合わせる)、落ち着いて祈ることが大切と言っていました。

【私〇〇家を、お護り頂いている神様!この子を助ける為のお力を下さい!】

という様な祈りが正しいとの事です。

くれぐれも交換条件的な祈りはしない様に...。

非常に危険な祈りですから...。

....ではまた。

怖い話投稿:ホラーテラー りんごあめさん  

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