中学生のときのこと。
当時住んでた埼玉のくそ田舎の神社に、悪友二人とよく遊びに行ってた。
境内の裏でタバコ喫ったり、施設に落書きしたり。
大きなワルはできない小ヤンキーだったわけやね。
ある日、友達二人が都合悪くて遊べないって言うから、一人で神社行ったのよ。
やることなくてベンチに腰かけてケータイいじってたら、知らぬ間に若い巫女さんが近くに来てた。
「ちょっと」って手招きされてついてったんだけど、いたずらがバレて怒られるのかと思ってドキドキした。
(´_ゝ`)チキンですよ
神社の敷地から少し出た所に小さい林があって、その林の入り口で巫女さんは立ち止まった。
猫がしきりに鳴いてるのが聞こえた。
彼女が指さした木の根元の茂みから鳴き声がしてたんで、のぞいてみた。
いましたよ。子猫ちゃん。
こっち見て必死にニャーニャー言ってた。
腰から後ろ足にかけて潰されてて、赤く(てかどす黒く)なった下半身に蟻がいっぱいたかってた。
驚いて巫女さんを見たら、びっくりするくらいの無表情で「ね?」って言ってすたすたと神社の方に戻って行った。
それ以来あの神社には行ってない。
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その時の巫女さんがアッキーナに似ていたのは言うまでもない。
その後「アッキーナ似の巫女」はネットで話題になり、あらゆるホラーシーンに登場し都市伝説化された。
(・ω・)ていう話
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話