久々の投稿なので誤字、脱字をお許し下さい。
これは友達の姉が体験した話です。
(ここからは友達の姉の目線で話します)
これは私が19歳の時の話しです。
私は両親と3階建ての一軒家で暮らしていました。
1階がリビング、2階が両親の部屋、3階が私の部屋でした。
ある夜、私は奇妙な音で目が覚めました。
寝ぼけたままその音に耳を傾けていると
トン、トン、トン、トン
誰かがゆっくりと1階から2階に通じる階段を登ってきているのです。
父か母だろうと思い、あまり気にはしませんでした。
今思えば、それにしては足音が小さかったと思います。
2階は右に行くと両親の部屋、左に行くと3階に通じる階段があるのですが、その足音は左へ近づいてきました。
その瞬間異変に気付きました。
両親ならば、右へ行くはずです。
私は布団にくるまったまま、その音を聞いていました。
その瞬間、2階から3階に通じる階段の前で足音がとまりました。
そしてホッとした次の瞬間。
ダダダダダダンッッ
あきらかに3階へ向かってくる音でした。
しかも四つん這いで上って来ているのが、音で伝わってきます。
もう意識がとびそうでした。
とりあえず反射的に布団にもぐりこみ、息をひそめていました。
3階には2部屋あり、1つは物置にしている部屋と、もう1つは私の部屋です。
「お願いだから私の部屋にはこないで…!」
そう思ったその時、
ギキィィ゙ー…
自分の部屋のドアがあきました。
私は必死に寝たふりを演じていました。
それからしばらく経ちましたが、何も起こりません。
私はうっすらと目をあけて驚愕しました。
暗闇の中、自分の目の前には四つん這いの首のない赤ん坊がいました。
そこでプツンと私の意識は途切れました。
そして、何もなかったように朝がきました。
でも私には薄々、赤ん坊の正体に気付いていました。
私は以前、赤ちゃんをおろした事があったのですが、どうして首がなかったのかは未だに分かりません。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話