短編1
  • 表示切替
  • 使い方

不審な女

私が高校生の時に実際にあった話です。

文化祭シーズンでみんな準備に追われ遅くまで学校に残っていました。

そんなある日の放課後校門の前に見覚えのない女が立っていたそうです。

不審に思った当時の私たちの英語を担当していた先生(強面、色黒、禿げ)が話しかけたそうです。

話しを聞くとこの学校のOGだと言うのです。

しかし話しを聞く限りどうもつじつまが合わない。

イラだった先生は「なにがしたいんだ」と強めに言いました。

するとその女は今まで後ろにしていた手を前に出しました。

その手には花束とハサミが握られていて急にハサミで花を一心不乱に切り始めたそうです。

これにはさすがの先生もビビったと思います。

女は花束とハサミをその場に捨てると去っていったそうです。

この話しは生徒にはされずただ準備等で学校に残って帰りが遅くなるときはなるべく集団で帰るようにとの連絡だけがホームルーム、放送でされました。

私はこの話しを卒業してから聞かされゾッとしました。

拙い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ