短編1
  • 表示切替
  • 使い方

小心者の妄想

厚手のカーテンを締め、ごくわずかに街灯の光がもれる程度の暗い部屋で、深夜にベッドで横になりながらホラテラを見ている。

携帯の液晶の光だけが自分を照らし、そのうち部屋の中の様子が全く見えないくらいに視線は携帯の画面に集中している。

自分の部屋ではなく完全な暗闇の中に居るようで、ちょっと不安になる。

辺りの様子を見ようと、携帯の画面を部屋の方へ向けたら瞬間、知らない顔が自分の近くに照らし出されていたら…

と思うと鳥肌がたちます。

怖い話投稿:ホラーテラー SGK38さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ