短編2
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〇山君

私の会社の後輩〇山君の話です。

〇山君は、現在31歳ですが今だに不良です。

私は正直ビビっていて関わりたくないのですが、同じ職場なので仕方なく相手しています。

〇山君の話では、今までに色々と悪事を働いたそうで喧嘩は日常茶飯事でレイプ、クスリ、恐喝、窃盗など、まさに犯罪のデパートです。(もちろん前科有)〇山君は、関西の〇〇〇区(本人に、ばれたらマズイので場所は秘密)の不良の中では有名人だそうで右翼やヤクザ屋さんの友人がたくさんいるそうです。

〇山君は喧嘩がめちゃめちゃ強く、喧嘩の相手がヤクザ屋さんであろうとお構いなしでヤクザ屋さんが「お前には、関わりたくない」と言って逃げるほどです。

何故?うちの会社が彼を雇ったのか不思議でなりません。

彼は、私に対しては口調は穏やかで敬語で話しますが、目つきは鋭く蛇のような目をしています。

彼に聞いた話ですが彼を激怒させると相手を半殺しにして山に捨てに行くと言っていました。

今までに何人も半殺しにして山に捨てたそうです。

私は、「捨てた人はその後どうなったの?」と聞いたら 「その後の事は、どうなろうが知りません。」と答えました。

私は内心、本当かな?と思っていました。

今日の昼休みに廊下で彼とすれ違った時に見てしまいました。

私は、すれ違う瞬間に彼の後ろに一瞬ですが血まみれの若い男が彼を睨みつけてるのが見えました。

私は慌てて振り返り、もう一度確認しましたが〇山君の後ろには、誰もいませんでした。

〇山君には、この事は言っていません。

〇山君の話は、本当のようです。

私は、やはり彼に関わるのはやめようと思います。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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面白そうです。

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