中編3
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時間がずれる

最初に言っておくと俺には文才が無い

それにこの出来事を正確に伝えられるかの自信も無い

怖い話でも無い気がする

ないない言ってても仕方ないので始める。暇な人だけ読んでください

もう7年前になる、当時俺はフリーターで世間一般にあふれる暇な時間を持て余した若者だった

一応お付き合いをさせてもらっていた彼女もいた

当時俺の住んでいた地域では雪がよく降った。冬場は町中の人が暖かそうな格好で商店街を歩いていた

その日俺は彼女と朝から遊ぶ約束をしていて、朝方7時、金も無いフリーターの俺は徒歩で彼女の家に向かった

彼女の家は同じ町内で大体歩いて10分ぐらいの距離だったので雪道だろうが難なく歩いていける距離だった

スズメが鳴く音、朝独特の空気、商店街を寒そうな顔で歩く人々、学校に登校する中学生達

いつもとなんら変わらない景色。雪は積もっていなかったがパラパラと粉雪が降っていた

違和感があると思った。彼女の家について思った。

時計を見ると7時20分

いつもは10分でつくのに20分もかかってしまった

ちんたら歩きすぎたなと内心思ったがまあいいやとその時は忘れてしまった

彼女の家に入り

俺「おーい、起きてるー?」

と言うと彼女が血相を変えて出てきた

彼女「な、なにやってたの?!ねえ!どこに行ってたの!!」

今にも泣き出しそうな彼女に何がなんやらわからないといった俺、すると

彼女「どこも怪我してないの!?なんだったの?!!」

と、更に訳の解らない事を言っている

そのあともこんな調子で続いたのでとりあえず落ち着かせ話を聞いた

俺は彼女の家には来なかったらしい

彼女は、朝約束をして昼になってもこないので夕方俺の家に電話をした

すると母親が出て

「え?朝にみきちゃんの家行って来るって出てったよ?」

と言われたらしい

彼女はまだ来ない事を説明し、事故か何かに巻き込まれたんじゃないかと心配した。

それはウチの親も同様だったらしく、次の日に連絡つかなかったら警察に行こうとなった(大袈裟だと思うが)

そして次の日も帰ってこず、警察に行き捜索願いを出した

警察も協力的でいろいろと何日も回ってくれたみたいだがとうとう俺は見付からなかった

そして俺が姿を消して二週間後、こうして俺が姿を現したという事らしい

全く信じられなかった、新手のドッキリかと思い彼女に

「なんの冗談だよ(笑)いいからそういうの(笑)それに今日は12月2日の7時20分なのは間違いないから、俺の携帯みてみ?」

と携帯を見せた

12/2

07:29

確かにそうあった

すると、彼女は酷く狼狽したが黙ってリビングの窓を指した

そこには赤く輝く夕日と学校から帰る中学生の姿があった

えっ、あれ?朝だよな、、あれ?

彼女の携帯を見ると

12/16

16:22

心臓が止まる程びっくりした。

彼女の家を飛び出し、来た道を戻ると俺がついさっき通ってきた商店街は夕方の活気にあふれ、粉雪は雪に変わっていた

俺には消えてた2週間の記憶も無いし時間がズレたとしか考えられないと思った。

警察には家出して一人で遊んでた事にしたが親には殴れた。本当に理不尽だと思ったが反論しなかった

これだけです。オチなしイミフですまん。でも本当にあった話なんだ

怖い話投稿:ホラーテラー 特命さん  

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