短編1
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臓器売買(コピペ)

昔の江戸時代に人の肝を売る商売があった。

江戸時代に死刑囚を斬る職業を代々専門に行なっていた、首切浅右ェ門として有名な山田浅右ェ門の平河町の邸では、内職に浅山丸という肺病の薬を金2分で売っていた。

それは切った罪人の体温があるうちにミゾオチあたりを切開き、胆嚢を引き出して切り離し、胆汁が漏れないように切り口を糸で縛って陰干しし、これでケシ粒ほどの丸薬を作ったものという。

なお浅右ェ門は夜寝ると首のバケモノに襲われるというので、女性に三味線を弾かせて夜を明かし、明け方からようやく眠ったという。

 

また、斬首執行人は男の首を斬るよりも女の首を斬るのを嫌がった。

男は臆病の振る舞いは恥と考え、恐怖していても痩せ我慢をする。

しかし女の場合、動物本能に立ち戻って全身で恐怖を表現し、恥も外聞もなく泣きわめいて、最後まで斬られまいと必死に狂いまわるので、斬り損じの確率が高くなる。

そこで女の首を斬るのを嫌がった。

明治12年1月、市ケ谷監獄署内で首切り浅右ェ門は高橋お伝の首を斬ったが、この時にもお伝が暴れたため2度手元が狂い、3度目に押し切りにして首を斬った。なお斬首刑は明治15年に廃止された。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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