短編2
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マイミク

ある夜、ともみは携帯でmixiを開いた。マイミクに同じ会社で働く同い年の大学時代からの友達のみよこがいる。今日、仕事場でともみはみよこと仕事のことで些細な事で口喧嘩をした。ともみはみよこをマイミクから消した。

次の日。仕事場にみよこの姿は無かった。

上司に聞くとみよこの家に電話をしてもまったく電話に出ないらしい。ともみは仕事帰りみよこの家に寄った。チャイムを鳴らしても返事はない。部屋の電気はついていなく人の気配は無かった。

それから数日経ってもみよこは会社に来なかった。ともみがみよこの携帯に電話をしてもまったく出なかった。遂には警察沙汰になり、みよこは行方不明者として扱われた。

ともみはこんなことを思った。マイミクから消すと本当にその人自身もこの世から姿を消してしまうのではと。とうとう結局みよこは見つからなかった。ともみは自分のしたことを後悔しながらみよこに泣きながら心の中で何度も謝った。

それから二年が経ち、ともみにたかしという彼氏が出来た。同じ会社の一つ年上の男だ。ある日ともみはみよこが失踪したのは自分がみよこをマイミクから消したせいだと話した。たかしは「そんな訳ない。ともみのせいなんかじゃない」とともみを慰めた。

しかしある日の夜ともみは二年ぶりにmixiを開いた。辛い記憶を消すためmixiを退会しようとしたのだ。すると一件のメッセ-ジが来ていた。開くと同僚のかおるという女だった。まったく話した事は無かったがどうやらマイミクになってもらいたいらしい。退会するからと返信をしてもか おるはしつこくマイミクになってほしいと頼んだ。ともみはかおるとマイミクになってしばらくしたら退会すればいいと考え仕方なくかおるとマイミクになった。

するとすぐにかおるからメッセ-ジがきた。「マイミクになってくれてありがとう。ところでともみちゃんはたかしさんと付き合ってるの~?」仕事で疲れていたともみは早く寝たかったため「そうだよ」と適当に応えた。かおるから返信は無かった。ともみはそのままベッドで眠りについた。

次の日会社にともみの姿は無かった。

長文失礼しました

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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