短編2
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綺麗な夕日が見える・1

間違いがあるかもしれませんし

怖くありません暇な人どうぞ^^;

俺は、毎日だいたい夕方5時くらいからこの場所に来る。

ここは、誰も来ない山だ、神社の長い階段を上り、すぐ右に曲がり、少し進むと、小屋があるから小屋によじ登り、反対側に降りて、獣道を進むとほぼ潰れた階段がある、それを登る感じで行くと、この田舎らしい風景が一望できる。

昔は、桜の木があって皆で花見をしにきたらしいが、それはばぁちゃんが小さい頃の話。

なんでか知らないけど、桜の木がなくなって、誰も来なくなったし危ないから、来るみちに小屋を作ったらしい。

でもこの場所の、展望台?休憩所?とりあえず木でできた屋根とベンチがあるこの場所から見る夕日が大好きだ。

と言っても初めて来た時は、雑草と腐った木でできたこの場所を、毎日来て雑草を抜き、無人島生活の有野だっけ??の真似をして、屋根やベンチを修理したから、ここに愛着がある、いわゆる秘密基地だ。

今日も、いつもどうり基地に行くとベンチに人が座っていて、ビックリした

「なんでこんな所にいるんですか!?」

って言ってしまった。

その人がキョトンとして振り返った。

女性だった、小顔で可愛い顔の人だった。その人が

「こんにちは、もしかして佐野さんですか?」

俺は思わず驚いた顔をした。

女の人は、少し笑いながら、屋根側に指をさした。

そこには!佐野の基地!と超手作り風の看板があった。

ここに来過ぎて、慣れて忘れてたけど、小学生のころ基地完成祝いに作った、看板だった。

続く

怖い話投稿:ホラーテラー 角の折れたカブトムシさん  

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