短編1
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這うモノ

ある男性がいた(以下Aとする。)

AにはB子という彼女がいて、とても仲のいいカップルだった。

ある日の夜、AにB子から電話があった。

「ねぇ、Aの家に行っていい?」

「いいよ。何分ぐらいで着く?」

「う~ん。10分ぐらいかな?」

「分かった。待ってるね。」

約束の10分が過ぎたが、B子がなかなか来ない。

すると・・・。

バン!バン!バン!バン!。

ドアを叩く音が・・・。

「インターホンがあるのに、なんて古典的な・・・」

それ程度にしか思っていなかったが、

プルルルル。

電話だ・・・。

それはB子からだった。

「もしもし?B子?今あけるよ。」

「だめ!開けないで!!!」

「どうして?」

「だって今、四つんばいで階段を上ってった女の人が、Aの家のドア、叩いてるの・・・。」

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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