先日、ひょんな事からバスを利用したんですが、その時にちょっと怖いなと思った話があるんです。
私の左の座席に5歳くらいの男の子が座っていて、その前、つまり私の斜め左上の座席に男の子のお母さんが座っていました。失礼ですが、ちょっとやつれたというか…疲れたような顔をしていたかと思います。端から見れば親子の微笑ましい光景なのですが、その会話が怖いんです。
男の子「ママ、次貸して」
よく見るとお母さんはDSをやっていたのです。
お母さん「みんな殺したらね」
男の子「火炎瓶のほうがいいよ」
お母さん「えー、ショットガンのほうが楽しいよ」
男の子「あ、火炎放射器もいいよ。みんな早く死ぬし遠くまで届くから」
その後もどの武器が良いか話し合っていました。
会話の内容から察するに恐らくグラセフではないかと思いますが、そのやりとりにちょっと恐怖を感じてしまいました。
時代の流れなんでしょうか。少し複雑な気分になりますね。
怖い話投稿:ホラーテラー 楽器屋さん
作者怖話