虐待を受けていた双子の兄弟
双子はこの家に住んでいた。しかし、去年亡くなった兄が自分たちの目の前で悲劇が起きたため、親が虐待してきのだ。
ある日、家庭の事情で引っ越すことになり、引っ越すため荷物を整えていた。
弟の姿がなかったため、
親に聞くと、蔵のほうに行ったわよ
と、言われたので蔵に行ってみた。
奥には弟の姿はなく、
書物があったはずが、何もなかった。
突然、入ってきた扉が閉まり、出られなくなってしまった。
扉は鉄版で作られており、あいにく蔵の中には何もない。
必死で鉄版を開けようと努力をしたが、開けられなかった。
その音に気がついたのか、上の階から降りてきた弟。
蔵の中にいたことで、兄は怒り、弟に言った。
「いたんなら、返事をしろ!」
弟は渋々誤った。
外では僕たちを呼ぶ声がした。必死で大声を上げ出してもらおうと、音も立てたが、誰も助けてはくれないまま、夜がくれた。
弟が隅に小さい穴を発見した。
穴をのぞくと、車に二台を載せて親たちが車に乗り込み、車を運転して出ていく姿が見えた。
弟が穴から必死で叫ぶが、誰も気が付いてくれない。
兄がすごい思いつきで
弟を逃がそうと、2階にある鉄の壁を殴り、小さい隙間を作った。
その小さな穴から弟がはいずり、
扉を開けようとしたが、開けられなかった。扉にはレンガやコンクリートの塊、大きな鎖などで巻きつけられ、開けることが困難だった。
弟は兄に村から助けを呼んでくると言い駆け走る。村に行き助けを求めた。
事情を話した弟は大人を連れていき、蔵の扉に置いてある重り(省略)をどけて、入るが兄の姿が見えない。
大人と一緒に当たりを探すが見つからなかった。
3年後、兄が見つからないまま、弟は村長の家に、成長して中学生になっていた。
兄が行方不明になった蔵はいつの間にか『お化けが出る屋敷』と呼ばれていた。
兄がいなくなってから
もう、3年…一体どこに行ったのだろうか?
それから1年後、この孤島にやってくる少年が船に乗りながらやってきた。
甲板のうえで眺める少年。
窓から乗り出して船長が「少年!こんな島に何の用で来たんでい?」
少年は船長に顔を向けて少し口をニヤとして「仕事!」
と言い、再び海を見る少年。
続く
なお、フィクションです
駄文で申し訳ありません
このはなしはある書をもとに書きました。
書は自作の書ですが…
読んでいただけると誠に喜びです。
怖い話投稿:ホラーテラー MIILさん
作者怖話