短編2
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いつの間にか...

私が大学生の時の話です。

当時、大学では禁煙・分煙が広がりだしタバコを吸う場所が限られるようになりました。

限られた場所でしか吸えなかった為、顔をあわせているうちに仲良くなった人たちができました。

特に軽音部のF先輩と話が弾み一緒に遊びに行く仲になりました。F先輩は幼なじみで彼女のTさんと一緒にタバコを吸いに来ていました。

夏休み直前にF先輩に実家に遊びに来ないか誘われました。実際は野菜の収穫の手伝いの為でしたが・・・

一週間程度の手伝いでしたが先輩の家族にとても良くしてもらって楽しく過ごすことができました。最終日の夜には、大量のご馳走を用意してくださいました。

夕食後、縁側で涼んでいると、先輩が「花火しないか?」と提案してきました。

食べ過ぎたので動きたくなかったのですが、先輩のお願いに負け、花火をすることになりました。

下戸でお酒の飲めなかった私が運転をすることになりました。花火を買いに行く途中にTさんを迎えに行き、3人でやることになりました。

大量の花火とお酒とお菓子を購入し、先輩の家からだいたい車で20分程度で行ける広い河原でやることになりました。車で直接、河原に降りれるので花火をする時は、そこが定番らしいようです。

そこに到着し、花火を車から下ろし終えた所で、私の記憶が途切れてしまいました。

読んでいる方は本当に意味が分からないと思いますが・・・私がトランクから花火を下ろし、先輩がお菓子を車から取り出そうとし、Tさんが先にビールを飲みだした瞬間までは覚えています。

次に気がつくと、車の中で眠っていました。車の時計に9時28分と表示されていました。この瞬間のことはしっかり覚えています。

先輩は助手席に、Tさんは後部座席で眠っていました。本当に意味が分からなかったです。

とりあえず先輩とTさんを起こしました。Tさんは声をかけるとすぐ起きましたが、先輩は起きるどころか反応さえしませんでした。

全員、起きたところで車のエンジンをかけ、涼しくなりだした頃に花火のことについて話を聞きました。

ところが、2人の覚えていることは私と同じでした。

思った以上に長くなったので一旦、ここで切ります。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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