短編2
  • 表示切替
  • 使い方

三陸沖地震

神の怒りか

はたまた何か忌まわしき予知であるのか…

2時30分頃、俺は○葉県の○井にいた。

俺はとあるサイトで知り合った女の子と何度か会っていたのだが、

今日はその子に自分の気持ちを打ち明ける為に来たのだった。

しかしその子と会ったほんの10分後…

とても強い地震が起きた。

皆が駅前に非難をし、騒然としていた。

俺とその子も一緒に非難をした。

歩いていて何度もよろめいた。

その強い揺れは、二回程起こったのだが

その子と会ったばかりの事態であったので

俺は何か忌まわしき物を感じた。

またそう思ったのは

今朝俺が起きたばかりの些細な出来事があったからだ。

今朝起きた時、何かドヨっとしたような

とても嫌な気分があり、今日のデートはキャンセルしようかと思っていた。

それでも来たのだが、今思えばあれは虫の知らせだったのだと思う。

しかし、地震も収まりつつあったので

少しばかり安心し、俺は違うお店に誘い

そこで告白しようと思った。

だが意を決し、

いざ打ち明けようと覚悟を決め

一言目を発する瞬間

またしても揺れが訪れ、彼女は少し怯えてしまい、言えなかった。

しかも同じ様な事が3度くらい続いたのであった。

俺はそれでも打ち明け、

その後一目のつかない所へ行き抱擁をしようと思ったので

とある駐輪場へ行った。

そして抱擁をし、

キスをしようと思ったが、

突然人が階段から降りてきて

阻止されてしまった。

だが俺は改めてもう一度キスをしようと思い

寄せ合った体を少しばかり離し見つめ合い唇を寄せた。

しかし、その瞬間

「バキッ!!」

という爆音と共に

辺り一面が濃いオレンジ色に染まったのである。

突然の出来事であったが、

俺達は

「夕焼けかなぁそれにしても変だなぁ」などと思っていた。

しかし、あろうことか

外を見てみると

何らかの建物が、もの凄い黒煙と共に燃え盛っていた。

俺達は愕然とした。

その燃え盛る炎は止まる事を知らず、忌々しき黒煙を吐き続けていた。

幸い、少し距離が離れていたので

俺は落ち着いてその子の手を取り、その場を去った。

そして逃げているその途中に

またもや爆音と共に辺り一面が濃いオレンジ色に染まった。

また何らかの建物が爆発したのであろう。

彼女は怯えた。

周囲の人々も怯えているようだった。

しばらく何も無かったので

その後は喫茶店に入り、

23時間程度話していた。

そして彼女の親御さんに心配をかけてしまってはならないので

何度も説得した末、迎えを頼んでもらい、返したのだった。

そしてその後俺は近くのミ○ドへ立ち寄り

こうして今、投稿をしている。

俺は彼女を愛している。

だが…

何か忌まわしき予感がしている。

彼女をこのまま愛していて本当にいいのだろうか…

この予感はただの絵空事であって欲しい。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ