夜8時過ぎくらいかな…
その当時は携帯よりPHSが主流な時代
PHSが鳴ったんだよ
んで電話に出てみたら家が五軒程離れた
幼なじみからだったや
ちょっと悪いんだけど家まで来てくれ言うんだわ
こっちは用事ないから自分から来いや言って電話を切ったら
即電してきて
いいから家まで来てくれ言うから仕方なく向かったんだ
何で僅か30秒足らずの近場にいながら
そっちから来ないのか苛立ちながら向かったら
そいつ車乗ってんの!!
↑ガレージの中で
車乗ってどっか行くつもりなら俺ん家来ればいいしょ!?
なんだかムカつく思いながら車に近づくと
窓開けてたんだね
すぐ乗ってくれ言われて
季節柄寒い時期に差し掛かってたから
すぐに乗り込んだのもつかの間………
何やら気配感じて
後部席見た…
特に異常なし
っておもいきや
後部席真ん中にグレーの立派な毛並みの
ぬこさんが俺見て
見開いた目に口いっぱい開けて
ニャャヤヤヤーーーーーーーーーーー!!!!!!!
…って
びっくりして幼なじみにぬこさん飼って
それを俺に見せたくて呼んだかのか聞こうと前見た瞬間くらいに
幼なじみが今〇〇公園のとこで
ぬこさんの事轢き逃げしてきたって!!
慌てて後部席見てももういないし
幼なじみの顔見たら
俺にぬこさん轢いたけど大丈夫かな???ってお前普通に乗せて帰ってきてたし気持ちわるっ
祟られてしまえ言って
自分は風呂入る言って帰宅した
後日電話してやったら
なんでガレージから出てなかったって理由はなぜか車から降りる事出来なくて俺に電話よこしたんだとさ
↑降りれない理由は
ぬこさんが自分の遺体片付けてくれ言うてんだよ!!
今回の件はぬこさんは
悪くないから
今度あの根性なし幼なじみの野郎
いけ好かねえ顔しやがって今度会ったらぬっころしてやる
怖い話投稿:ホラーテラー Wエーさん
作者怖話