短編2
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霊媒体質3?

だいぶ前の話ですが。

体育館へ向かっていた時の事。

友人Aはなにか真剣な面持ちで廊下を歩いていました。

私は体調でも悪いのかと尋ねるとAは

「どうしよ…私死ぬかも…」

と言い出したのです。

どうしたものかと思い、詳しい話を聞かせてもらいました。

「なんかね…何日か前から足だけの霊がずっとつきまとってるの…それだけならいいんだけど、日に日に視える範囲が増えてるの…」

要するに段々体が見えてきてるそうです。

足首までだったのが脹脛まで。脹脛までだったのが膝まで。という具合に。

Aは「このまま全部見えたらマズイかも…」

と珍しく怯えていました。

しかし視えない私はどうしようもないのでパワーストーンを渡す事しか出来ませんでした。

それからしばらくしても付きまとっているようで時々「あっ…」と呟いていました。

そんな時、いつものように洒落にならない事を言ってきたのです。

「…ごめん…○○。なんかアンタにくっついてる…」

しかも昨日からだそうで。

なんで視えないのに憑いてくんだよ…

「またか…」という感覚でいたらまたAにくっ付き戻ったらしく、家でもチラホラ見かけたそうです。

それから結局2週間くらいくっ付いてたそうですがある時突然いなくなったそうです。(そのとき既に腰近くまで視えていたそうです)

ふ~ん…と聞き流していると

「最初体育館で見かけたからまだいるかもww」

なんてふざけていました。

なんでそういう事言うかな…

とりあえず収まったのでAになんだったのか聞くと

「たぶん死神」

と言われました。

そんなの学校にいていいのか…なんて思いました。

いつもながら、あんまし怖くなくてすみませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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