姉の不思議〜生前の予知⑦〜

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姉の不思議〜生前の予知⑦〜

もう一つ猫の話し

私が中2 姉が高1の時

姉は学校まで電車とバスで通っていた

自転車で行けない距離ではないけど50分くらいかかる

その日は珍しく自転車で行こうとしていた

「珍しいじゃん また電柱に激突しないようにね」

とちょっと馬鹿にしてみた

「激突はわかんないけど 何かはあるよね」

何かはある

これは予言じゃない

姉が自転車に乗ると必ず何かある

コケるか電柱に激突するか…

とにかく鈍臭いからか自転車には自信がないみたいだった

その姉が珍しく自転車に乗って学校へ言った

私が帰宅すると猫が興奮している

部屋に入ると更にもう一匹の猫

「その猫どうしたの?」

「帰り拾った 子供達に傘で目 突かれてたから ほっとけないし」

「大家さんは?」

「大丈夫 ダメとは言わないと思う」

更に母が帰宅

飽きれながらも大家さんに連絡する

「一匹も二匹もかわんないから 飼い主見付かるまでならいいって」

また我が家の一員に猫が加わった

その猫(牛柄だからモー)は片目が白く濁っていた

母は翌日病院に連れて行く

「とりあえず目薬で大丈夫みたい」

と目薬を見せた

「○○病院?明日別の病院言った方がいいよ 目薬じゃ治らない ってかもう治らないから…」

母は姉の予言を信じない

姉は少し考えた様子で付け加えた

「○○は評判悪いって聞いたから それにこの目 誰が見ても見えてないのわかるよ」

これは予言じゃない

だから別の病院に連れていけ

って言いたいんだろう

翌日

母はいくつか病院に行きった

どこも「既に目が死んでる」 との事で死んだ目を取り除かれ片目になって帰ってきた

「言われるがままに取り除いて貰ったけどよかったのかね…」

珍しく母は姉に助言を求めていた

「多分取り除いたのは正解だと思う よくわかんないけど死んでても痛みはあっただろうし」

「そう… ならいいけど 可哀相だね…」

「片目になったから名前はジャックに変更だね」

「取らなかったら もう片方も見えなくなってた そっちの方が可哀相」

姉は独り言のように付け加えて言った

モー改めてジャックもまた17年間我が家に過ごす事になった

ちなみに先に来た猫は「ミー」です

この先登場するかわからないけど一応…

怖い話投稿:ホラーテラー 塩昆布さん  

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