短編2
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背後

これは、私が中学生の時の話。

私には、まったくもって霊感なんてなかった。

だから幽霊みるとかバケモノ見るとか縁がないと思ってた。

だけど・・・中3の夏の日に見てしまうなんて。

その日は部活があって結構遅くまで学校に残っていた。

友「夏っていいよねー日が長いから親にあまり怒られないし。」

部活仲間と2人で廊下で話してた。

私「確かにねー・・・でも、もうすぐ下校時刻だし帰るよ。」

友「そう?私は職員室に用があるからバイバイ。」

そう言って友人と別れた。

外に出ると空が薄暗くなっていた。

私「・・・早く帰らないと近道が使えなくなるな・・・。」

いつも使う近道は、人通りが少なく暗くなると危なくなる。

私は急いで近道に向かった。

近道を使って広い道に出ると、前には線路があって左に曲ると上には橋が架かってて、その橋の横には上へのぼる階段がある。

その階段を上れば家が近いから安心できる。

私は階段を上がろうとして、でも後ろが気になったから振り向いてみた。

橋の上に目をやると男の人が立っていた。

そこから飛び降りる気だろう・・・でも死ねる高さじゃない。

私「あの人・・・あんな所突っ立って何してんだろう?頭おかしいんじゃない?」

ちょっとの間だけ見ていた。

すると、電車がきた。

私はとっさに男の人に向かって叫んだ。

私「危ないですよ!そんなトコ立っていたら!」

そう言った途端にゆっくりコッチを向いて私を見て薄笑いを浮かべた。

その瞬間、電車が騒音を立てながら私の前を横切っていく。

それと同時に男の人の姿はなかった。

私「・・・あれ?」

きっと遅くまで残って部活をしていたから疲れていたんだろうと思い、私は気にせず家に帰った。

怖い話投稿:ホラーテラー 舞桜さん  

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