短編2
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あの親子は…

大学時代の友達に霊感を持ったやつ(以下A)がいた。

俺自体霊感は全くないので、「あそこにいる」と言われても最初は冗談だと思っていた。

ところが、初めてAの家に泊まりに行った時、酒がきれたので近くのコンビニに買いに行った時に、俺も見た。

時間は深夜の1時過ぎ。

二人で狭くて暗い住宅街をあるいていたら、十字路の右の道に手を繋いだ親子がいた(俺らは十字路の下の方から上に向かって歩いていて、十字路の真ん中についた時に見えた十字路の右の道にいた)。

夜中なのに子供を連れた親がいるわけがない。

酔っていたし、となりにAもいたから恐怖はあまりなかったが、Aが「お前にも見えるんだ」と言ったらかなり怖くなった。ゆっくりと、うつむきながら歩く姿はまさにテレビでよく見るアレだった。

「早く行こうよ」

とAに頼んでその日はそのままコンビニに行き、帰りはビクビクしながらA宅に着いた。

あるサイトで見たのだが、

「霊感のない人間が幽霊を見える時、幽霊もその人間を見ている」とあった。

他にも「霊感のない人間が幽霊を見てしまった時、もしその幽霊が誰かを探しているのならその幽霊を見た人間の魂と幽霊が探している人間の魂は似ている」ともあった。

後日、それをAに言うと、

「確かに誰かを探してたな。サイトの話がホントならお前のところにくるかもなw」と言われてしまった。

霊感のない人間が言うならまだしも、Aが言うとどうしようもなく怖い。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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