中編3
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本当の恐怖とは…

これは俺が実際に体験した話です。

4年前、俺が16歳の夏の頃の話。

その日は、両親は2泊3日の旅行で家に居なく、俺も友達の家に泊まりに行く予定だった。

俺には2つ上の姉が居て、姉は家で留守番。

しかし、その日に俺が泊まりに行く予定だった友達の父が仕事場で事故に合って病院運ばれたらしく、泊まるどころではなくなった俺は自宅へと帰った。

自宅に帰ると姉の姿はなく、風呂場から音か聞こえた。

姉ちゃんは風呂に入ってるんだろうなぁと思い、リビングのソファで寝転がりながら携帯をいじっていた。

しばらくて、姉ちゃんが風呂から上がり、リビングへと来た。

その姉ちゃんの姿を見てビックリした俺!

姉ちゃんは全裸でリビングへと入って来たのだ。

俺は唖然として、姉ちゃんも少し間を置いて「キャッ」と言いながら胸と股間を隠しながら慌ててリビングから出ていった。

たぶん姉ちゃんは、両親も俺も泊まりに行ってると思い解放的になってたのだろう。

まだ若かった俺は、女の裸を生で見たことがなく、初めて生で見る女の裸が姉ちゃんの裸だったと思うと複雑な気分になった…

俺はどうしていいか分からなくなったが、取り合えず姉ちゃんが出てくるのを待って訳を話そうと思った。

しばらくして服を着た姉ちゃんがリビングへとやってきた。

冷静を装ってるようだが、俺と顔を合わせる事なく、どこかよそよそしい。

気まずい空気が流れる…

しばらくして姉が話し出した。

姉「なんで、あんた家に居るの?」

俺「ちょっといろいろあって友達の家に泊まれなくなったんだ」

姉「ふ〜ん…」

相変わらず姉ちゃんは俺と目を合わせてくれない。

俺「あの… 姉ちゃん、ごめん…」

姉「何が?」

俺「俺が家に居てビックリしたでしょ?…」

姉「ん?ま、まぁね」

俺「………」

姉「………」

気まずい…

俺「俺、部屋で勉強してくるわ」

姉「はい」

気まずい空気に耐えられず俺は部屋へと戻った。

姉ちゃんの裸とはいえ、生で女の裸を見るのは俺にとって初めてであり衝撃的なものであった。

勉強しようとしても集中できない…

忘れる為に他の事を考えるが、どうしても頭から離れない…

そんなこんなで葛藤してると、

突然、俺の部屋のドアからノックする音が聞こえてきた

トントン…

トントン…

俺の部屋のドアがノックされる。

時間は夜の7時30分。

俺「なに?」

トントン…

俺「入ってきていいよ」

トントン…

少しイラッとして俺はドアに向かい、ドアを開けた。

しかし…

そこには誰も居ない…

姉ちゃんなぁ?と不思議に思いながらもドアを閉め戻ろうとした瞬間

トントン…

俺はすぐにドアを開けた。

しかし誰も居ない。

少し怖くなり一人で居るのが心細くなった俺は、姉ちゃんの居るリビングへ行こうと思い、廊下に出た。

その瞬間、俺は衝撃的なものを目にした…

廊下の先の方に、あの友達の父親が立っていたのだ。

俺は訳が分からなくなりパニックになった。

友達の父親は事故に合って入院してるはずじゃ…

いやいや、なんで勝手に上がり込んでるんだ?

いろんな事が頭の中を巡る。

その友達の父親は、頭を下げて会釈すると静かに消えていった。

状況を理解出来ずに立ち尽くしてると突然、電話が鳴った。

電話の相手は、あの友達だ。

友達「お父さんが無くなったよ…」

友達は泣きながら話していた。

それから少し友達と話をして電話を切った。

さっき見た光景でパニックになっていた俺は話した内容は覚えてない。

後から聞くと友達の父親が無くなったのは午後7時30分。

ちょうど、友達の父親が俺んちの廊下に立ってた時間が一緒だった。

友達の父親は俺に息子をよろしく頼むと言いに来たのだろうか…

そう思うと胸が苦しくなった

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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