またまた、自分で作った話です。
人気、出るといいな~。
僕は、交通事故で、1ヶ月ほど、入院していました。これは、僕の心を振るわせた、出来事です。
夜中、なかなか眠れなく、ずっと、目を開けていました。病室では、ほかの患者さんの寝息が聞こえました。
そのとき。
「ヤマトカナエノベットハドコデスカ」
一人の女の子が声をかけてきました。
「ヤマトカナエ?知らないなあ。
ナースステーションに行けば?」
「ナニソレ?」
「看護師さんのいるところだよ」
女の子は微笑んだ。
「アリガトウ••••」
女の子が去ったあと、睡魔が襲ってきて、僕はぐっすりと寝てしまいました。
目が覚めると、頭の中には、
あの女の子と、ヤマトカナエでいっぱいでした。気になるので、僕の病室の担当の、看護師さんにきいてみました。
すると、顔を暗くして、こう言った。
「そのひと、あなたが来るまえは、ここのベッドだったの。7さいの女の子でね、
2ヶ月前、死んじゃったの。」
「死んだ?」
「ええ。お友達をおいて••••」
友達?あの女の子は、ヤマトカナエの友達でした。また、看護師さんがこういいました。
「そのお友達も、死にました」
「えっ!?」
僕は驚きました。
僕が見た女の子は、死んだ女の子でした。
夜、僕は目が覚めました。
あたりを見回したら•••••••••、
また、女の子•••••。
「イナイヨ?カナエチャン、ドコ?」
僕は生唾をのんで、いいました。
「カナエちゃんは死んだよ。」
「ナンデ?」
「は?知らないの?」
「ウソダヨネ?」
僕は黙りました。
そのとき、首をしめられたような痛みがきました。
「ウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウソウ!」
苦しい。僕は、気をうしないました。
女の子がコスモスの花をもち、こういった。
「カナエチャント、ヤクソクシタノニ。
ゲンキニナッタラ、マタ、コスモスバタケニイコウッテ、•••ヤクソクシタノニ」
女の子の目に大粒の涙がでた。
「カナエチャン、コノハナ、スッゴクスキナノ。ハジメテ、コスモスバタケニキタトキ、カナエチャン、ウレシカッタ。ワタシ、ニコニコガオノカナエチャンヲミテタラ、ナンダカ、ユウキガデテキテ、スゴクウレシクテ。
カナエチャンガニュウインシタトキ、ワタシ、ナンドモ、コスモス、モッテキタノ。ナノニ、シンジャウナンテ•••••••。
ウッ、ウッ、ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
「ゴメン、ゴメンネ、カナエチャン。
マモレナクテ、ゴメンネ••••••。
ゴメンネ、ゴメンネ•••••••••••••」
「s志さん、朝ご飯ですよ」
看護師さんの声で、僕は目覚めた。
「あら?何かしら、この花•••••」
僕は花瓶を見た。
それは、あのこのもっていた、コスモスだった。
-end-
怖い話投稿:ホラーテラー マツケンさん
作者怖話