中編3
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き〇がい村

初投稿です!

みんなき〇がい村って知ってる?

I県S市にある一角のことをさすんだけどさ、

2年ぐらい前に友達が

先輩2人に誘われて行ったと言う話を聞いた。

地元からは車で3、4時間掛かるんだけど、

先輩の運転でいったらしいんだ。

時間は夜中の2時。

普通、ある場所に行くのにも何本か道が通っているものだよね?

そこに行くには何故かあるコンビニを

グルッと回らないと行けないんだと。

友達曰く、

「まるで隔離されてるみたいだったわ 笑」

だってさ。

少し行くと、

噂の通り電信柱に意味不明な落書きが書かれていたんだって。

その一つを車を寄せて車内から見たところ、

日本語なのかよくわからない文字がびっしり。

友達「落書き凄いッスね」

先輩「でもそれ以外何もねーなー」

などと少しの間そこに停車して落書きや周りの家を見てたんだと。

先輩が運転席と助手席、友達は後部座席に一人という状態。

友達が先輩と話ながら何気なくバックミラーで先輩の顔を見ると…

なんと3人の男性が体を横に傾けて後ろ側から車内を覗いているのが見えた!

急いで先輩に言うと流石に先輩もビビったらしく、

わりと細い田舎道をもの凄い道でとばしたらしい。

「逆に先輩の運転が荒すぎて怖かったわ」

と友達は語っていたが、

明らか夜中2時過ぎに路駐している車を覗き込むようなやつはおかしい。

まさにき〇がい。

そうして車を走らせていると、

少し明るいところに出てみんな落ち着いたらしい。

でもよく考えたら

夜中の2時過ぎに明るい方が変なんだけどね 笑

そこで一軒の空き家なのか人が住んでいるのかわからないボロ家を発見。

運転席の先輩が友達に

「おい、〇〇ピンポンダッシュしてこい 笑」

と無茶ぶりしてきたらしいんだ。

チキンの友達は車から降りるのも怖かったので、

当然ことわったらしい。

まぁ俺でも断るけどね!

それを笑いながら助手席の先輩が

「じゃあ、俺が行ってくるわ」

と軽いノリで行ったんだって。

車を降りていく先輩。

家に近づく…

妙にボロい家だが、

インターホンはあったらしい。

先輩は押してみる。

何も反応はない。

もう一度押す。

やはり何も反応はない。

仕方なく先輩は車内に戻ってくる。

何もなかったことに安心しながらも少し物足りなかった感が漂う。

車内では空き家なんじゃね?的なことになり、

最後に車の警笛を鳴らそうとした瞬間…

鎌を持ったおっさんが

家からダッシュで車に向かってきたらしい。

先輩慌ててアクセル。

なんとか逃げられたと。

でも友達が言うには、

小さくなっていくおっさんの姿が見えなくなるまで追いかけて来たんだって。

さすがき〇がい村!

俺らも行こーぜ!

と話を聞いていたメンバーで盛り上がり、

その友達の運転でき〇がい村にノリで行ってみた。

2回ほど片道3時間以上の道のりで挑戦したんだけど、

落書き以外見つからなかった。

例のボロい家へは友達が道を忘れたらしく、

たどり着くことはできなかった。

人のこと言えないけど、

方向音痴で道を覚えられないのは治してほしいな。

怖い話投稿:ホラーテラー ゆーさん  

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