短編2
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キメオナ外伝

前回の投稿から約半年。当然すべて削除…

だから今回は下ネタなしで、勝った話を投稿します。

これは数年前、覚醒剤にちょっぴりハマって、長時間耐久オナニーを毎週いそしんでいた頃に、していたバイト中に起こった出来事。

そのバイトとは深夜のビルの警備で、内容を簡単に説明すると、深夜1時になると、最上階から地下まで見回り警備室に戻り、モニターチェックするだけの簡単な役目。

作業にも慣れたある日、普段なら家でしかしないのだが、もう一人のバイトも友達っていう事もあり、ネタをキメて見回る事にした。

深夜1時前、トイレに入りパイプにネタを入れ肺いっぱい吸い込む…を、繰り返し頃合いを見て、警備室に戻り、見回り行ってきまーす!

最上階に上がった頃には、ガチガチにキマっていて、足取りは軽く気分爽快!

思った以上にキマっていて、薄暗いビルの見回りが、気分まるでピクニック♪

五階に降り、ビルの端から端まで続く、長い渡り廊下に差し掛かった時、俺と反対側、距離にして約40メートル先に、同じ方向から、人影が出てきた。

ん?廊下の真ん中で足を止め目を凝らす。

薄暗くてはっきり見えないが、人だ!しかも女?

女……女だ!!!

その時、女がこっちを向き顔はよく見えないが、目が合ったと思った瞬間……

タッタッタタタタタ!!

女がこっちへ向かって走ってきた!

走って来る来ない関係なく、女と確認した瞬間俺は…

キイェェェーーー!!

女じゃーーいあ!!

と、女に向かって猛ダッシュ!

その瞬間、女はクルリとUターンし元来た方へと、走って行く!

だが、覚醒した変態の速さは普通じゃない!

全盛期のベン並みだ!

グヘヘ!!オンナじゃ!

ぐんぐん追いつく!

手を伸ばし後少しという所で、女が少しこっちを振り向いた!ヒッと小さく悲鳴を上げ、スピードが上がる!

こなくそ!と、懐中電灯を投げ捨て俺も全開だ!!

その時、女がジャンプしながら角を曲がり一瞬見えなくなる!

次の瞬間、角に到着した時には女の姿はなかった…

チキショー!!もう少しだったのに!!と、その場で地団駄を踏み鳴らし

、落ち着いた頃に見回りを再開しました。

その後、女の霊を見る事はなく、勝ったなと。

覚醒した変態に怖いものはない……

怖い話投稿:ホラーテラー トンさん  

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